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子育て 発達障害

広汎性発達障害の息子の特徴〜0歳赤ちゃんの頃の特徴

こんにちは。私は現在、広汎性発達障害の6歳の息子と2歳の娘の育児をしている母です。

息子は1歳頃から様々なこだわりや癇癪、自傷行為、発語の遅れ、感覚過敏が現れ始め、3歳の時に児童精神科にて正式に広汎性発達障害の診断を受けています。このブログではそんな発達障害の育児ついての自分の体験談を元に綴っています。

広汎性発達障害は0歳の赤ちゃんでも特徴ある?

広汎性発達障害は、早くわかればその分その子の特性を意識し、注意深く見れるので個人的には良いと思います。

実際に私が息子の発達障害に気がついたのは2歳ころですが、今思えば、息子の赤ちゃんの頃の様子は違和感だらけでした。
しかし、目もほどほどに合っていたし、赤ちゃんなんてみんな意思疎通はできないもの…当時はそんな感覚で全く気が付きませんでした。

さらに言えば発達障害の特性も十人十色。
障害と言われれば気になりますが、個性と言われればさほど気にならないものです。
仮にもし、もう一度発達障害を持った子供を産んだとしても多分また1~2歳になるまで確信は持てずに過ごすと思います。
現在2歳で今のところ発達に心配のない娘も本当に大丈夫か?と聞かれたら分からないです。

ですが、二人の子供を育てていてそれぞれの赤ちゃんの頃の様子を比較して、母子のコミュニケーションの違いについて思うところはいくつかあるのでまとめてみました。

広汎性発達障害の息子の赤ちゃんの頃の様子

母乳を飲むのがとにかく下手だった

生後1週間の入院中ですが、私の出産した病院は母子同室ではありましたが、授乳時は他の親子と共通の授乳室があり、そこで助産師さんの母乳指導を受けながら授乳していました。
周りと比較できる環境があったおかげもあり、その中でも息子はなかなかうまく乳首を加えられず、周りよりも授乳に苦戦していたのを自覚できました。
しかし当時は私のあげ方が下手なんだな…と思うだけでしたが。

乳児用の体重計に乗れなかった

これも出産後の入院の時からでしたが、乳児用の体重計が毎回泣いて静止してもらえずほとんど測定できることがありませんでした。その後の乳児検診などでも泣いて同じで測定できないので、普通の体重計に抱っこして乗り、そこから私の体重を引くことで体重を確認していました。

寝かしつけのポンポンが効かない

よく寝かしつけに優しくポンポンとしてあげる姿をよそではよく見ますが、息子はこれを拒否していました。やると余計に寝ないのです。
少し大きくなってくるとウザったそうに手を払っていたことを思い出しました。当時から変わった子なのかな〜と違和感を感じていた記憶があります。

上体起こしが苦手

練習させてもなかなかできず、最終的にできないまま成長した気がします。

便秘

生後3ヶ月頃から息子は4日に1回くらいのペースでないと排便がなく、ずっと心配していました。
今現在も慢性的な便秘が続いてます。
おそらくですが、6歳になった今も腹筋を意識して使うことが苦手なので、いきみ方が分かってない気がします。
今思えば赤ちゃんの頃から上手に出せなかったんだなと思います。

目は合うがコミュニケーションに違和感

これは、母親の直感で当時から違和感は感じていました。
(発達障害かも、とは思っていませんでしたが…)
外出先で綺麗な花を見つけて「ほら見て〜綺麗だね」と声かけても全く目が合わないんです。
基本的にこちらからの呼びかけには反応のないことが多い子でした。

しかし、泣いている時など駆けつけると目が合うし、常に目が合わないわけではなかったので「こんなもんかな?」くらいにしか思っていませんでした。

成長してきた今だから思えるのですが、以前から息子は自分から用事があるときのコミュニケーションはとても上手でしたが、それ以外の周囲からの問いかけには大半スルーから始まります。何度も呼びかけてようやく振り向いてくれる感じです。
0歳の赤ちゃん時から実は自分の用事がある時だけ目が合っていたのかもしれません。笑

ハイハイはほんの一瞬だった

これは後にデイサービスに行くようになってスタッフさんにこう言われました。

手の感覚が敏感な子は床に触れる感触が嫌なのか、早くに立って歩く子が多いよ」と。

息子はまさにそうでした。以前は手の感覚が敏感で手が濡れることが苦手で困ることの多い子でした。
8ヶ月くらいでつかまり立ちしていたのでハイハイの記憶はほとんどありません。

離乳食は最初から好き嫌いが多かった。

息子は赤ちゃんの頃から好き嫌いが多く、未だに続いています。食べさせても何度べぇ〜と吐き出されたことか…

温度にも敏感

冷蔵程度の冷たいものは大丈夫ですが、それ以上の冷たいもの、常温以上の熱いものには敏感です。初めての子育てだったので、息子の反応を見て赤ちゃんは暖かい程度でも熱いんだ…と思ってましたが、後に娘を見て違うことに気がつきました。

つかまり立ち・歩くのは早かった

うちの子は2人共歩くのが早かったんですが…息子は9ヶ月目に完全につかまり立ちができており、10ヶ月くらいで歩き始めていました。
当時は「成長早い!」なんて喜んでいましたが、先に説明したハイハイの床に手がつくことが嫌だったのかもしれないと言われた時には、「そうゆうことだったか…」と妙に納得し、ちょっとだけガッカリしました。笑

10ヶ月くらいから床に頭を打ち付けるようになってきた

この頃から嫌なことへの反応が頭の打ち付けで現れるようになりました。
そして、訳もわからず泣き続け、どんなになだめても疲れて寝るまで落ち着かない、母子ともに辛い時期が続きました。

指差しがなく、クレーン現象

歩けるようになると、用事があるごとに親を連れ回すクレーン現象が出てきました。
これは発達障害の子によく見られる行動らしいです。
基本的に用事がなければこちらからの声かけにはあまり反応がない子だったので、当時は「こっち見て!」というようなアピールや、何か喜びや楽しいことを共有しようとする様子はありませんでした。
言葉悪いかもしれませんが、私の存在は息子が用事ある時だけお世話係としていれば良いの?と思わされるような関わりしか持てていなかった感覚になっていたこともあります。(今はそんなことはありませんが)

言葉はいつまで待っても出てこない

一時「まんまー」と言っていた気がします。しかし、ほんの一時ですぐ消えました。しっかりした単語が出てきたのは4歳頃です。

名前を呼んでも振り向かない

自分の名前の認識は赤ちゃんにはまだないのかもしれませんが…基本呼んでも反応はなく5~10回くらい呼び続けてようやく反応する感じです。
(今も割とそうですが…)自分が呼ばれてるというよりも、大声で呼ぶ私の声量が耳障りで気がつくって感じな気がしていました。笑

育児本の成長過程の例と違うことが多かった

初めての育児は何もかもわからず。月齢による発達段階も本で確認しながら様子を見ていました。
今思うと、所々で本とは発達の進み方が違い育児本があまり当てにならない子だったと気がつきますが、当時は本はあくまでも例であって個人差だよな、と1歳半頃までは発達障害だとは少しも疑っていませんでした。

 

現在2歳娘の赤ちゃんの頃の様子

娘は現在2歳です。今後障害の可能性がないわけではありませんが、今のところ発達に関して心配のない赤ちゃんです。

むしろ、この子が生まれて日々の成長を見ることで息子の赤ちゃんの頃は様々なことができていると思っていたことが実はできていなかったんだ…と実感しました。

恥ずかしくなるくらい目が合う・視線を感じる

とにかく視線を感じていました。離れていても私を見てるのが分かるくらい視線を常に感じていました。
息子の時にも目が合うと思っていましたが、その感覚は勘違いだったんだろうか?と思ってしまうくらいとにかく見られていました。
きっとこれが普通なんでしょう…笑

こちらの声かけに反応する

こちらの声かけにちゃんと振り向いてくれます。これだけでも随分コミュニケーションが取れている感覚になるものです。
この感覚が息子にはなく、親子間のコミュニケーションの違いを最も感じる点だと思っています。

好き嫌いがない、多少熱いものも大丈夫

先に息子の時の温度の敏感さについて説明しましたが、娘の多少の熱いものでも難なく食べる姿を見ていると、今更ながらに息子の過敏さを実感します。
そして赤ちゃんは常温以下じゃないと熱いんだと思っていた私の勘違いはこの時点でなくなりました。笑
ちなみに、
嫌いな物でも一度は試しに口には入れてくれる。
いくらこぼして衣類が濡れようが平気。
この辺も息子とは大違いでした。

一緒に行こうと誘えばついてきてくれる

現在の生活の中で、親的には最も助かる点です。
目を離したくないけどちょっと物を取りにその場を離れたい時っていうのが私には度々ありますが、
(例えば食事中に醤油を忘れたから取りに行きたい、でも目を離すとテーブルを荒らされる…など。←些細すぎですね。笑)
そんな時に「一緒に取りに行こう」と誘うとついてきてくれる。
些細なことかもしれませんがこれがどんなに助かるか…。

息子には決して応じてもらうことのできなかった行動なので、毎回娘にはありがたく感じます。

 

発達障害であることに不安な理由

当時は発達障害っぽい様子があることに不安を感じ、発達障害であることを否定できるような事例がないかをネットで調べまくりました。

それは発達障害というだけで、子供の将来が

  • 一人の大人として自立できないんじゃないか
  • 引きこもりになるんじゃないか
  • 生きているだけで世間から嫌われるんじゃないか

と様々な不安が出てきたからです。
そしてそれは今もゼロではありません。
現実には生きにくく、毎日辛い思いをされている方がいることも知っています。

 

私が学んだ発達障害についての考え方

私が読んだ発達障害の本で、

発達障害の特性は「ひときわ大きい個性」です

と書いてありました。また、この著者である田中康雄先生は同じ著書の中で

「ふつう」と「発達障害」には明確な境界線はない

ともおっしゃっています。

とは言え、うちの子は広汎性発達障害の診断がついている通り、本に記されている発達障害児によくみられる特徴の多くに当てはまってはいましたが、それも大きな括りで個性と今なら思えます。

問題は発達障害か否かではなく、

今生きている日常で困っているか

不安を抱えていないか

であって赤ちゃんの時の様子が障害に当てはまっていても日常に困っていなければそれで良いと思うのです。

 

広汎性発達障害でもきっと大丈夫!

私は広汎性発達障害という病気を学び、周りには支援をしてくれる機関があること、親が子供にできることがたくさんあることも知ると希望もたくさん見えてきました。

今は前ほどの不安はなく、ある程度見通し持って育児ができていると思います。
将来の不安もありますが、特に成長に心配のない娘にだってそれは同じです。

我が家では発達障害と定型児とでは赤ちゃんの頃から成長の様子は確かに違いますが、逆を言えば全く同じ成長過程を辿る子っているのでしょうか?

障害があるなし関係なく人はみんな個性があります

手のかかり方はそれぞれで全然異なると実感はしていますが、障害か否かで人生の幸せ度合いが変わるとは今は思わなくなりました。

但し!障害がある子は何かしら生活上にこだわりを持っている子も多いので、人生を生きやすくするには周囲の助けが多く必要になるとは思いますけどね。

息子はまだ6歳ですし、私自身、発達障害の育児について先々のことは分かりません。
常に手探りで情報収集しながら今後も人生の節目節目で適切な支援を受けられるように段取りを取ってあげる必要があるんだろうと思っています。

発達障害だったとしても可愛さは変わりません。

自分の子の発達に遅れを感じると障害かもしれない、と不安になりますよね。
気がついた途端に子供の将来に不安を感じることと思います。

でも、昨日まで可愛かった子供が発達障害かも、と気がついた途端に可愛くなくなるかと言ったらそんなことはないですよね。

息子は今思えば赤ちゃんの頃から育てにくさはありました。
はっきり言って後に生まれた娘の赤ちゃんの頃と同じ0歳の頃を比較しても、娘の方がコミュニケーションが取りやすい分スムーズに生活が回るのも確かです。
それでも可愛さに変わりはありませんよ( ^ω^ )

まとめ

この記事を読んで、お子さんの赤ちゃんの頃の様子を思い返し、発達障害かもしれないと不安に思う方。
もし、その不安が事実だったとしても障害は根本治療ができるものではないと私は思っています。

私は、障害とは持っている個性と上手に付き合い、今も未来も自分の置かれている環境の中で幸せに生きていられる場所を探すべきと考えています。

本人または周囲が発達障害の症状があることで生活に困っているのであれば、

その一つ一つにこうすれば大丈夫!という解決法や回避する方法を探す。


そのために療育や薬、自治体で受けられる支援があれば受ける。

それだけです。

強いて一つ苦戦していると言ったら、情報取集がしにくいこと
発達障害に関わる情報は基本的に自分から集める努力をしないとならず、自然と教えてもらえるものではないのが現状です。
でもそこの苦労を乗り越えれば自分も子供も笑って暮らせる時間が増えると思えば、私はこれからも頑張りたいと思います。

これを読んでくださった方も皆さん笑って楽しく暮らせることを願ってます。

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